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思考力 ・・

今年4月におこなわれた全国学力テストの結果を、先日、文部科学省が公表した。

都道府県別の公立学校における平均正答率のトップは秋田県で、2位が福井県、下位となったのは沖縄県、北海道と前年同様、上位と下位が固定化されつつある結果となった。

 ※小学6年と中学3年の計約71万人対象(全国学力・学習状況調査)

秋田出身の私としては、たいへん誇らしい話題ではあるが、同時に何が理由なのか・・ ふと考えてしまう。

 ・ 秋田には遊ぶ場所が少なく勉強するしかないから !?

 ・ 勉強するにしても学習塾が多いようにも思えない。。 みんな自宅で自習しているのかなぁ?

 ・ 大都市の難関私立校に通う生徒たちは学力テストに参加していないから !?

 ・・・ etc.

千葉大学の明石要一教授は、「子どもの頃、外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高くなる。」といった研究結果をまとめた。

その例として、本を1ヵ月に1冊以上読む人の割合は、外遊びの体験豊かな大人が71%であるのに比べ、そうでない大人は47%と、24%もの差があったという。

同教授は、「子どもが外で遊ぶことで、探求心や知的好奇心を刺激し、学習意欲を向上させるのでは・・。学校や家庭は子どもが外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ。」と提唱する。

・・ そうしたことが理由なのか。。

であるならば、沖縄県や北海道でも同じ環境の人はいくらでもいるはず・・。

あるTV番組で、ソフトバンクの代表・孫正義氏が、これからの日本において、まず 「教育」 を変えていかなければならない、ということを言っていた。

それは、暗記力 7割、思考力 3割といったこれまでの指導方法を、思考力 7割、 暗記力 3割へと、その比重を逆にしていかなければならない、という提言であった。

(今回の結果が、単なる暗記力の良さランキング・・ だけでないことを望むのだが・・)

大量生産・大量消費の時代であれば、反復による暗記力は必要とされたのかもしれないが、これまでに敷かれてきたレールがそぐわなくなってきた現代において、常識を覆すようなアイデアや、突飛な発想力で奇策を講じるなど、新たなレールづくりが必要となってくる。

それには、暗記することに重きを置く教育よりも、自分たちで考えること(思考)、そうした力を身につける教育こそが重要といえるのではないだろうか。

これからの国際社会において、日本がリードしていくためには、子どもの教育をしっかりと見定め、教育改革の実現によって、明るい未来が切り拓かれるものと思われるのである。

2010/09/10

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