豆知識
純正・輸入純正・汎用・リサイクルの違い
プリンターや複合機で使用するトナーには、「純正トナー」「輸入純正トナー」「汎用トナー」「リサイクルトナー」など、さまざまな種類があります。
「価格が安いトナーを選びたいけれど品質が心配」「純正トナーと汎用トナーは何が違うの?」「リサイクルトナーってどういう商品?」など、違いが分からず迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
それぞれのトナーにはメリット・特徴があります。大きく分けると、以下のような違いがあります。
4種類のトナーの違いを比較
| 種 類 | 価 格 | 品 質 | 特 徴 |
|---|---|---|---|
| 純正トナー | △ | ◎ | メーカー純正品。品質や安心感を重視する方におすすめ |
| 輸入純正トナー | ○ | ◎ | 海外向けのメーカー純正品。純正品を比較的安く購入できる |
| 汎用トナー | ○ | ○ | メーカー純正品ではない新品トナー。価格を抑えたい方におすすめ |
| リサイクルトナー | ◎ | ○ | 使用済みカートリッジを再生したトナー。印刷コストを抑えたい方におすすめ |
※◎・○・△は一般的な目安です。特にリサイクルトナーは、再生工程・使用部品・品質管理などによって商品ごとに品質が異なります。
4種類のトナーの特徴や違い、価格の傾向、選び方について分かりやすく解説します。
純正トナーとは?
純正トナーとは、プリンターメーカーが自社のプリンター・複合機向けに製造・販売している正規のトナーカートリッジのことです。
それぞれのプリンターに合わせて設計されているため、印刷品質の安定性やメーカーによるサポートを重視される方におすすめです。 写真やグラフィックなど、印刷品質を重視する場合にも適しています。
価格は4種類の中では比較的高くなる傾向がありますが、メーカー純正品ならではの安心感を重視する方に適しています。
輸入純正トナーとは?
輸入純正トナーとは、海外向けにメーカーが製造・販売した純正トナーを、日本国内へ輸入して販売する商品です。
メーカー純正品であるという点では国内向けの純正トナーと共通していますが、販売地域やパッケージ、仕様などが国内向け商品と異なる場合があります。
商品によっては国内向けの純正トナーよりも価格を抑えて購入できるため、純正品の品質と価格のバランスを重視する方に選ばれています。
汎用トナーとは?
汎用トナーとは、プリンターメーカーの純正ブランドではなく、トナーカートリッジの専門メーカーなどが製造・販売する新品の商品です。 「ノーブランド品(NB)」や「白箱」と呼ばれることもあります。
純正品と同等の製造技術や設備などを持つ専門メーカーが製造し、製造元メーカーとは異なるメーカー名・ブランドで販売されるものもあります。
例えば、A社が製造したカートリッジを、X社やY社がそれぞれ自社ブランドの商品として販売するケースがあります。もちろん、A社が自社ブランドで販売することもあります。
純正品と比較して価格を抑えられるため、純正品と同等の印刷品質を求めながら、印刷コストも抑えたい方におすすめです。
リサイクルトナーとは?
リサイクルトナーとは、使用済みのトナーカートリッジを回収し、分解・洗浄・部品交換・トナー充填などを行って再利用するトナーカートリッジです。
カートリッジ本体を再利用するため、新品のカートリッジを使用する商品と比較して、価格を抑えられることがあります。
また、使用済みカートリッジを再利用することで、資源の有効活用につながる点もリサイクルトナーの特徴です。
ただし、リサイクルトナーは製造業者によって再生工程や使用部品、品質管理、保証内容などが異なります。購入する際は、価格だけでなく品質管理や保証体制も確認しましょう。
トナーは価格だけで選んでも大丈夫?
トナーの価格は、種類だけでなく、プリンターの機種、トナーの容量、カラー・モノクロ、販売店などによっても変わります。
トナーを選ぶ際は、価格だけで決めるのではなく、使用目的や必要な印刷品質、保証内容などを総合的に比較することが大切です。
印刷品質や安心感を重視するなら「純正トナー」
会社の重要書類や大量印刷など、安定した印刷品質を重視する場合は、メーカー純正トナーが選択肢になります。
純正品をできるだけ安く購入したいなら「輸入純正トナー」
メーカー純正品を使用したいものの、価格も抑えたいという場合は、輸入純正トナーを検討する方法があります。
印刷コストを抑えたいなら「リサイクルトナー」
日常的に大量の印刷を行う場合など、ランニングコストを重視するなら、リサイクルトナーや互換トナーが候補になります。
ただし、商品によって品質や保証内容が異なるため、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
トナー選びで迷ったときは、単純に「一番安い商品」を選ぶのではなく、使用している機種、印刷量、必要な品質、保証内容などを総合的に確認することが大切です。
トナー選びでお困りならトナー246.comへ
トナー246.comでは、純正トナーをはじめ、輸入純正トナー、リサイクルトナー、汎用トナーを取り扱っています。
「自分のプリンターに対応するトナーが分からない」「できるだけ印刷コストを抑えたい」など、トナー選びでお困りの場合もお気軽にご相談ください。
お使いのプリンター・複合機の型番を確認して、最適なトナーをお選びください。
※トナーの仕様、価格、対応機種、保証内容などは商品によって異なります。ご購入前に各商品ページの内容をご確認ください。
- 2026.10.09
- 17:14
印字率って?
印字枚数とは、トナーカートリッジ、またはドラムカートリッジ(感光体)の仕様基準値とされる 「A4用紙・印字率5%」で印刷できる枚数をいいます。
また、印字率5%とは、MS ワードで40字×20行程度印刷した文書をいい、用紙上の印刷可能領域における印刷率(「像密度」ともいう)を示します。
ちなみに、A4用紙全面をベタ刷りした場合は、印字率100% ということになり、その印字枚数は基準値の約20倍でトナーを消費し、印刷枚数も激減しますのでご留意ください。
最近では、「ISO/IEC 19752」 「ISO/IEC 19798」 などに基づいた印刷可能数を表示するようになっています。
一体型と分離型
トナーカートリッジには、「一体型」 と 「分離型」 とがあります。
一体型は、トナーボックスと感光ドラムが一体となっており、トナーがなくなるとカートリッジをまるごと交換します。
【例1】 Canon Satera LBP-3910 ・・・ CRG-509
【例2】 EPSON LP-9100 ・・・ LPA3ETC15
分離型(セパレートタイプ)は、トナーボックスと感光ドラムがキットとなっており、交換サインが表示されると、トナーユニットまたは感光体ユニットをそれぞれ交換することになります。
【例3】 brother MFC-7820N ・・・ TN-25J / DR-20J
【例4】 EPSON LP-9000C ・・・ LPCA3ETC5K / LPCA3ETC5C / LPCA3ETC5M / LPCA3ETC5Y / LPCA3KUT5
プリンタメーカーにおける「設計思想」、または「現像方式のあり方」、「パテント対策」などにより、そうしたカートリッジが存在します。
トナー成分
粉体インクとも称される 「 トナー 」。いったい何からできているのでしょうか。
その成分や構成比および機能について、モノクロトナーを参考に例をあげてみましょう。
【 磁性 1 成分トナー 】
● バインダ樹脂 → 20~80% / 結着性、定着性、帯電性
● 磁性粉 → 80~20% / 磁性、着色
● カーボンブラック → 0~20% / 抵抗調節、着色
● 染料 → 0~5% / 電荷制御
● 離型剤 → 0~10% / 定着オフセット防止
● 外添剤 → 0~5% / 流動性、クリーニング性、電気特性
【 2 成分現像剤用トナー 】
● バインダ樹脂 → 80~90% / 結着性、定着性、摩擦帯電性
● 染顔料 → 5~15% / 着色、摩擦帯電性
● 電荷制御剤 → 1~5% / 摩擦帯電性
● 離型剤 → 0~5% / クリーニング特性、定着オフセット防止
● 外添剤 → 0~5% / 流動性、摩擦帯電性、クリーニング性
上記のような成分からトナーは構成され、磁力または電気的にカートリッジ内またはプリンタ内にて搬送、用紙に定着されるのです。
レーザープリンタとは

レーザープリンタは、感光ドラムにレーザービームを照射して、トナー(粉体のインク)を紙に定着させ印字する方式で、コピー機とほぼ同じしくみで電子写真(electronic photography)技術を応用しています。
多量の書類を高速で印刷するのに適しており、主にオフィスで利用されていますが、消費電力も小さく、価格も安くなっていることから、文書などを多量に印刷する個人の間でも、利用する人が増えています。
印刷速度が速く、1ページ分の情報を1回に処理することから、「ページプリンタ」とも呼ばれています。
各部品の名称・役割
【カートリッジ内部の部品】
① チャージ(帯電)ローラー: 感光体を帯電させます。
② 感光体(OPCドラム): 帯電した表面へレーザー光による電気的映像(静電潜像)をつくり、その映像の上にトナーを付着させ、絵になる必要なトナーを紙まで移動させます。不要なトナーは回収され「廃トナーボトル」へ運ばれます。
③ トナーボックス: 新しいトナーが保存されています。
④ ドクターブレード: トナーを適量に供給するための調整部分。
⑤ マグローラー: トナーを感光体に供給します。
⑥ クリーニングブレード: 感光体に残った不要なトナーを物理的に掻きとり、感光体をきれいにします。「ワイパーブレード」ともいいいます。
⑦ 廃トナーボトル: クリーニングブレードで掻きとった不要なトナーを回収するボックス。
⑧ リカバリーブレード: 廃トナーボックスに回収されたトナーの逆流を防止します。
【プリンタ側の部品】
⑨ 転写ローラー: 送られてきた用紙にトナーを転写します。
⑩ 除電計: 用紙の電位を安定させます。
⑪ プレッシャーロール: 用紙に圧力をかけ、トナーを圧着させます。
⑫ ヒートロール: トナーに熱を加え、用紙にトナーを定着させます。「定着ローラー」ともいいます。
※上記は一例であり、カートリッジやプリンタにより、部品構成が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
プール方式、リターン方式
リサイクル・トナーカートリッジにおける、ユーザーへの供給方法として 「プール方式」 と 「リターン方式」 というのがあります。
プール方式とは、既にリサイクル化したトナーカートリッジを在庫として保有し、ユーザーの注文に合わせて随時発送する方式で、リターン方式とは、使用済みカートリッジを回収してからリサイクル化し、1~2週間後に発送する方式です。
使用済みカートリッジの回収・保有状況等に応じて、そのような方法がとられています。
ちなみに、プール方式は「ストック方式」、在庫されている商品は「即納商品」ともいわれ、また、リターン方式を「現物再生」と称するところもあります。
※当店では、取り扱うリサイクル・カートリッジのほとんどがプール方式にて対応しています。

粉砕トナー、重合トナー
トナーの製造方法においては、「粉砕(ふんさい)」と「重合(じゅうごう)」という製法があります。
粉砕法とは、原料であるプラスチックを熱で溶かし、冷やして固めながら、強い気流で壁にぶつけ、砕かれてできた粒子がトナーとなります。
粉砕トナーの粒子は、大きさや形状が不均一で、感光ドラムや用紙の上で転写する際、電気特性にばらつきが出やすい、といったデメリットがあります。
また、その製造にあたっては、エネルギー効率が低く、規格外に砕かれた粒子は生産ロスとなるため、メーカー側にとってはムダになってしまうことが悩みのタネといえます。
重合法は、プラスチックの元となる物質(樹脂粒子)と着色剤粒子を化学反応で結合させてトナー粒子を作ります。
重合トナー(polymerized toner)は、粒子の大きさがそろっていて、形状も球形に近く、粒径も小さいため、解像度を高め高画質化を実現できます。内部にワックスを含ませたものが一般的で、定着時のオイルは不要とされています。
部材メーカー

――― ドラムメーカー (OPC drum) ―――
▶ キヤノン
▶ リコー
▶ 富士ゼロックス
▶ コニカミノルタ
▶ 京セラミタ
▶ シャープ
▶ 三菱化学
▶ 富士電機デバイステクノロジー
▶ 山梨電子工業
▶ Xerox Corporation
▶ Lexmark
▶ HANP (Baiksan OPC)
▶ Park & OPC (Daewon)
▶ CEMS
▶ AlphaChem
▶ NeoPhotocon
▶ Sinonar
▶ GreenRich Technology
▶ TSIC tec
▶ OPC Technology Japan
▶ Handan PhotoC
▶ Suzhou GoldenGreen
▶ Precise OPTO-Electronics (Gantech Opto-Electronics)
▶ 広州 Photoconductor
▶ AEG
▶ パナソニックコミュニケーションズ
▶ Sindoh
▶ KIRIM Semitec Baltea
▶ 広州 FiveStar Alliance Office Consume Material
▶ Foshan Nanhai Tianying Office Equipment Factory

――― トナーメーカー (toner) ―――
▶ キヤノン
▶ リコー
▶ 富士ゼロックス
▶ コニカミノルタ
▶ 京セラミタ
▶ シャープ
▶ 東芝テック
▶ パナソニック
▶ カシオ電子工業
▶ 巴川製紙所
▶ 三菱化学
▶ アイメックス
▶ 日本ゼオン
▶ 花王
▶ サカタインクス
▶ 大研化学工業
▶ 三笠産業
▶ Xerox Corporation
▶ Lexmark
▶ Oce
▶ Punch Graphix
▶ Kodak Nexpress
▶ Coates Electrographics
▶ Color Imaging
▶ AQC Group
▶ Raven Industries
▶ ICMI (Nu-Kote、ICMI China)
▶ Pelikan Hardcopy
▶ FUJIFILM Imaging Colorants (Avecia)
▶ CangZhou ASC Toner Production
▶ Baltea Toner
▶ Integral International (Elfotec)
▶ IPM (Imaging Products Manufacturing)
▶ Bulat Group
▶ LG Chem
▶ Saehan Media
▶ CIT (Creative Imaging Technology)
▶ DPI Solutions
▶ Union Chemical
▶ HANP (Baiksan OPC)
▶ TTI (Trend Tone Imaging)
▶ RPT(Royal Precision Technology)
▶ Sinonar
▶ JADI Imaging Technologies
▶ Indian Toners & Developers
▶ Supreme Imaging
▶ Tianjin Zhonghuan TCOA Electronics Company
▶ Handan Hanguang OA Toner
▶ Wuhan PointRoll Information Technology
▶ Wuxi JiaTeng Magnetic Powder
▶ ChangZhou Tuna Toner Technology
▶ Union Mark Image Technical
▶ Guangzhou Comet Chemistry
▶ Wuhan ZongXiang Imaging
▶ Wuxi Tianxing Office Consumable Materials
▶ Ningbo FLEXITONE New Material
▶ 東洋インキ製造
▶ 日立金属
▶ 東京インキ
▶ FDK
▶ DIC
▶ 越谷化成工業
▶ Info-Lab
▶ Zhanjiang Huinon Toner & Ink Development

(2009年1月現在)
































